【PTA効率化】AIで資料をチャット化!引継会議を0時間にする方法

AIで引き継ぎ会議を0時間にする方法アイキャッチ

毎年やってくるPTAの引き継ぎ

前任者から「ドンッ」と渡される分厚い紙のファイルやバインダーに、絶望した経験はありませんか?

どこに何が書いてあるか分からない。 結局、前任者にLINEで何度も聞く羽目になり、引き継ぎ会議だけで何時間も消えていく……。

今回は、そんなPTAの「負の遺産」をAIの力で効率化し、引き継ぎ会議を「0時間」にするAI活用アイデアをご紹介します。

この記事では、PTA活動を効率化できる話題のAI「NotebookLM」の簡単な始め方から、導入を提案する際の注意点と解決策まで詳しく解説します。今まさにPTA役員で悩んでいる方は必見です!

この記事を読んだら分かること
  • 数あるAIの中で「NotebookLM」がPTA資料に最適な理由
  • スマホやパソコンから無料でNotebookLMを始める超簡単な手順
  • 紙の資料をデータ化してAIに読み込ませる3ステップ
  • ITが苦手な人でも使えるようにする「質問テンプレート」の作り方と具体例
  • PTAの引き継ぎ会議を「0時間」にし、属人化をなくすための提案のコツ

\この記事を書いた人/

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かのしあ

女の子と男の子の2児の父。
子どもが通った小学校でPTA副会長を3年、会長を6年務める。その間、さまざまな場面において人前での挨拶を経験。入学式と卒業式で述べた祝辞は合計11回。その経験から、PTAに奮闘している方々の手助けをしたいと思い、小学校のPTAについて書いています。
仕事は普通のサラリーマン。Webマーケティング業務に携わり、集客のためのコンテンツ作成やWeb広告に勤しむ毎日。ChatGPTなどのAIツールも絶賛活用中。

目次

PTAの引き継ぎが劇的に変わる!話題のAI「NotebookLM」とは?

今回おすすめするのは、Googleが提供している無料のAIツール「NotebookLM(ノートブックエルエム)」です。

なぜ「ChatGPT」や「Claude」ではなく「NotebookLM」なのか?

「AIっていうとChatGPTでしょ?」と思う方も多いかもしれません。 しかし、PTAの資料整理にはNotebookLMが圧倒的におすすめです。

その最大の理由は「自分がアップロードした資料だけを元に答えてくれるから」です。

一般的なAIはインターネット上の情報を元に回答するため、たまに間違ったことを言います。しかし、NotebookLMは「読み込ませたPTAの資料」の中から答えを探してきてくれるため、自分の学校で行っている実際の活動の中から正確に教えてくれます。

【関連記事】挨拶文や総会案内など、「ゼロからPTAのお便りを作成する」場合はChatGPTが圧倒的に便利です!具体的な活用法はこちらの記事で解説しています

過去の資料を読み込ませるだけの「超簡単なAI活用」

「AIを活用する」と聞くと、難しい設定が必要に思えますよね。

安心してください。NotebookLMは「資料をポンと入れて、あとはLINEみたいに質問するだけ」です。ですので、ITに詳しくない方でも簡単に使えます。

【実践】PTAの引き継ぎシステムをAIで作る簡単ステップ

それでは、実際にシステムを作る手順を解説します。ぜひご自身のPTAでも試してみてください。

ステップ0:準備はGoogleアカウントだけ!NotebookLMの始め方

アプリのインストールなどは一切不要です。スマホやパソコンのブラウザ(SafariやChromeなど)からすぐに無料で始められます。

STEP
Googleで「NotebookLM」と検索し、公式サイトにアクセスする
Googleの検索画面
STEP
「NotebookLM を試す」というボタンを押す
NotebookLMのログイン画面
STEP
普段使っているGoogleアカウント(Gmail)でログインする
Googleのログイン画面
STEP
画面上の「新しいノートブック」をクリックする
NotebookLMのトップ画面

たったこれだけで準備完了です!

ステップ1:過去の資料をデータ化する

まずは、お手元にある分厚いファイルをデータ化します。 すでにパソコンにWordやExcel、PDFなどのデータが入っている場合は、そのままAIに読み込ませることができるので、このステップは飛ばしてOKです!

紙の資料しかない場合は、スマホのスキャンアプリ(「Adobe Scan」など)を使うと、カメラで撮影するだけで簡単にPDF化できます。

ステップ2:NotebookLMに過去資料を丸投げ

作成した「新しいノートブック」の画面に、準備したWord、Excel、PDFなどのデータをすべてアップロードします。 前年度の総会資料、運営マニュアル、行事の案内、議事録など、関連するものを全部放り込んでしまいましょう。

今回は解説用に、以下のような「架空の運動会マニュアル(WordやPDFを想定)」を用意して、実際にNotebookLMに読み込ませてみます。

架空の運動会マニュアル

令和〇年度 あゆみ小学校PTA 運動会準備・運営マニュアル

■ 1. 基本情報
・開催日:令和〇年 10月第2土曜日(雨天時は翌日順延)
・役員集合時間:午前7:30(本部テント前集合)
・当日の持ち物:PTA名札、軍手、タオル、筆記用具、各自の飲み物、動きやすい服装

■ 2. 運動会のテント設営の手順(前日準備)
テント設営は、運動会前日の15:00から行います。

  1. 体育館裏の用具室から、テントの骨組みと天幕をグラウンドへ運ぶ。
  2. 本部用(2張)、来賓用(1張)、救護用(1張)の計4張を設営する。
  3. 安全のため、1張につき必ず最低4名以上で組み立てを行うこと。
  4. 組み立て後、強風対策として必ず四隅にペグを打ち、その上に土嚢(どのう)を置いて固定する。

■ 3. 来賓用のお弁当・飲料の手配について
来賓および教職員用のお弁当は、毎年指定の業者に発注しています。
・発注先業者:あゆみ弁当(TEL: 000-123-4567 / 担当:山田様)
・発注の期限:運動会当日の「1週間前」までに電話で発注すること。
・予算目安:1食あたり 1,000円以内(お茶付き)
・受取方法:当日午前11:00に、業者が本部テント裏まで配達してくれます。現金で清算を行うため、会計担当は準備しておくこと。

■ 4. パトロール業務について
運動会進行中、PTA役員は2名1組で校内パトロールを行います。
・目的:不審者の警戒、立ち入り禁止区域(遊具周辺など)への児童の侵入防止。
・交代時間:30分交代でシフトを回す。シフト表は当日朝に配布。
・注意事項:トラブル発生時は役員だけで解決しようとせず、必ず本部にいる副校長先生にトランシーバーで報告すること。

NotebookLMへの資料の読み込ませ方
STEP
「ソースを追加」をクリックして、読み込ませたい資料をアップロード
NotebookLMの画面
STEP
ソースに読み込ませた資料が表示されたらOK
NotebookLMの画面

ステップ3:チャットで質問するだけ!「あの資料どこ?」がゼロに

資料の読み込みが終わったら、画面下の入力欄からAIに質問してみましょう。

例えば、 NotebookLMのチャット欄に「お弁当を業者に発注する時の手順と連絡先は?」と入力して送信します。すると、アップロードした資料をAIが瞬時に読み込み、以下のようにピンポイントで要約して教えてくれます!

NotebookLMの回答例

来賓および教職員用のお弁当を業者に発注する際の連絡先と手順は以下の通りです。

  • 発注先業者: あゆみ弁当
  • 電話番号: 000-123-4567
  • 担当者: 山田様

【連絡先】

【発注手順と当日の流れ】

  1. 発注期限・方法: 運動会当日の「1週間前」までに電話で発注を行います。
  2. 予算の目安: お茶付きで1食あたり1,000円以内で手配します。
  3. 受取と精算: 運動会当日の午前11:00に、業者が本部テント裏まで配達してくれます。精算は現金で行うため、会計担当者はあらかじめ準備しておく必要があります。
NotebookLMの回答見本画像

いかがでしょうか? もう「お弁当の業者の電話番号、マニュアルの何ページだっけ?」と分厚いファイルを探し回る必要はありません。

【要注意】IT初心者でもAIを使えるようにする「仕組み化」のコツ

「すごい!これでPTAがラクになる!」 ……と、ここまではスムーズなのですが、実際にPTAに導入を提案する際、必ずぶつかるであろう壁があります。

陥りがちな落とし穴:質問が苦手な役員は使ってくれない

それは、「AIにどう質問していいか分からない人が使ってくれない」という問題です。

いくら便利な仕組みを提案しても、ITツールに不慣れな方は「うまく質問できないから、結局〇〇さんにLINEで聞いちゃおう」となりがちです。これでは一部の人に負担が集中する「属人化」に戻ってしまいます。

解決策:コピペでOK!「引き継ぎ質問テンプレート」をセットで渡そう

そこでおすすめしたいのが、「よくある質問のテンプレート文」をあらかじめ用意し、ツールと一緒に提案することです。 「質問を考える」というハードルをなくし、コピペするだけで使えるようにしてあげましょう。

そのまま使える!PTAでよくある質問テンプレ集

実際に役立つテンプレートの例です。NotebookLMの活用を提案する際、このテンプレも次期役員さんへ共有してみてください。

行事・イベント系
  • 「〇〇行事の事前準備のスケジュールを箇条書きで教えて」
  • 「〇〇行事の当日の持ち物と、役員の集合時間は?」
発注・連絡系
  • 「〇〇を業者に発注する時の手順と連絡先を教えて」
  • 「学校の〇〇先生に確認すべき事項は何?」
会議・資料系
  • 「昨年の〇〇会議の議事録から、反省点だけを抜き出して」

これをセットで用意しておけば、パソコンやスマホが苦手な役員さんにも一気に浸透し、引き継ぎの時間を限りなく「0時間」に近づけることができるはずです。

【関連記事】引き継ぎ後の日常的な連絡もラクにしませんか?PTAのグループLINEでそのまま使える「角が立たない返信例文まとめ」はこちら!

PTA役員の負担を減らす「AI効率化」のメリットまとめ

「PTAは大変」「前例踏襲でムダが多い」とよく言われますが、AIを少し工夫して使うだけで、劇的に負担を減らすことができます。

属人化の完全排除と、引き継ぎ会議「0時間」の達成

「あの人しか分からない」という状態がなくなり、誰でも簡単に過去の情報を引き出せるようになります。個別の引き継ぎ会議を開いて、何時間も説明する必要はもうありません。

余った時間で、もっと前向きなPTA活動を

効率化の本当の目的は、手を抜くことではなく「無駄な時間をなくして、役員自身の生活や時間を大切にすること」です。

次期役員さんへの引き継ぎや、今後のPTA運営に悩んでいる方は、ぜひこの「NotebookLM活用法」を提案してみてくださいね!

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この記事を書いた人

女の子と男の子の2児の父。
子どもが通った小学校でPTA副会長を3年、会長を6年務める。その間、さまざまな場面において人前での挨拶を経験。入学式と卒業式で述べた祝辞は合計11回。その経験から、PTAに奮闘している方々の手助けをしたいと思い、小学校のPTAについて書いています。
仕事は普通のサラリーマン。Webマーケティング業務に携わり、集客のためのコンテンツ作成やWeb広告に勤しむ毎日。ChatGPTなどのAIツールも絶賛活用中。

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